大事な家族が住まうすまい。「安全に、安心して快適に暮らしたい」と思うのは当然のこと。
その為に『耐震等級』をこだわったり、建物の柱や壁の『直下率』を気にしたり、
水害エリアの確認に『ハザードマップ』を確認したり
(土地を購入する場合はハザードマップの提示が義務になりましたね~)
一生に一度、大切な人達が住む場所だからこそ、
家づくりや土地選びの際は防災に対しての意識が高まります。
そんな家づくり、土地選びの防災面で超簡単に地震診断が出来るサイトをご紹介します。
このブログは
- 住んでいる(これから住む)エリアの地震が起きる確率を知りたい
- 住んでいる(これから住む)エリアの地震被害を知りたい
- 地震被害時にどんな備えをしておけばいいか知りたい
- 耐震等級なんてどうでもよくない?
という方におススメです
たった10秒で地震の診断
必要なのはネット環境と、10秒という時間だけで、
30年以内に起こる地震予測とライフラインの復旧日数の目安を診断してくれる
地震10秒診断というサイト。
診断方法
サイトへアクセスし、「現在地へ診断!」をタップ。
位置情報の読み取りができない場合は
ここに住所や郵便番号を入力すればOK!
秒で表示される診断結果
秒で30年以内に起こる地震の予測が表示されます。
7%くらいか…。
意外と大したことないいな~
これを見て
これは日本で30年間で震度6以上が起きる確率を示した分布地図だけど、
震度6以上が来る確率が0.1%以上だと確率としては「やや高い」という扱い…。
ちなみに「ガリガリ君」の当たりを引く確率は3.2~2.0%と言われているよ!
ガリガリ君が当たるより、
30年間で震度6に見舞われる可能性の方がはるかに高い…ってことか…。
地震が来た場合のライフラインは…?
ガリガリくんが当たる確率よりも被災する確率の方が高い、かもしれない地震大国日本。
もし、被災してしまった場合、元の生活には戻れるのか、も気になるところ。
このサイトではライフライン(電気、ガス、水道)の復旧日数の目安も教えてくれるのです!
災害時の先の見えない不安が一番ストレス…
ライフラインの復旧が出来ない場合は…
ライフラインの復旧に日数を要する場合に考えられるリスクや実害も表示されます。
リスクを回避するための必要になる防災用品のおススメも!
これを元に防災グッズの準備をしよう
自宅は大丈夫(かもしれない)…でも周りのお家は?
1981年6月に建築基準法の改定があり、耐震基準が新しく設けられました。(俗にいう新耐震基準)
この新耐震基準は「震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷、震度6強から7に達する程度の大規模地震でも倒壊は免れる」というものですが、2022年現在でも同じ基準を用いています。
自宅は新耐震基準をもちろん守り、さらには追加で耐震等級なども備えた家づくりを検討する方も多いでしょう。
耐震等級にこだわった家づくりを行い被災した場合に「自宅は大丈夫だった。けれども、ご近所のお家が…」と言った事態はどの位を想定されるのか、と言った内容もシミュレーション値を教えてくれます。
「新耐震基準」を満たした家でも、
結構全壊する可能性が高い…
これを見ると家を建てるための最低限の「新耐震基準」を満たすだけではなく、付随して耐震等級も考えなくちゃって思うね…
指定した住所で、復旧速度を変更して 調べることも出来ます
「現在地」のみだけでなく、任意の住所を入力して「検討している土地の住所」で調べることもできます。
他にも地震の震度を替えたり、ライフラインの復旧が遅かったり早かったりする場合などの診断も可能です。
調べるからには最悪の自体を想定してシミュレーションしたい!
まとめ
地震10秒診断で出来ること
- 現在地/任意の住所での 地震発生の可能性の診断
- 地震が発生した場合のライフラインの復旧日数の診断
- ライフラインが断たれた場合に起こる不具合
- 被災した場合に準備しておいた方がいい防災グッズの紹介
- (自宅を含め)新耐震基準で建築された近隣住宅の全壊、火災発生のリスクの診断
- 地震の震度やライフラインの復旧の早い遅いの変更での再診断
すごい。色々できるしそれが たった10秒で出来るなんて天才すぎる。
単純にこれから建築しようと思っている土地の地震被災の可能性の数値化が出来るなんてすごいと思って紹介を始めましたが、
新耐震基準を満たしていても結構な確率で全壊してしまう家がある数字を見ると、
耐震等級を考えて安心の上乗せをしておくことも必要かな、と感じました。
10秒間とインターネット環境さえあればすぐに結果が出るので一度試してみてはいかがでしょうか
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