元住宅営業マンが自宅を建てた時にこだわったポイントシリーズ!第5弾。
我が家が地味にこだわった窓 について です。
この記事は
- 光を取り入れ、日中は電気をつけなくても明るい家にしたい
- 心地よい日差しを取り入れ日向ぼっこしたい
- さわやかな風を取り入れ、匂いを外に出したり、湿気を逃がしたい
- 庭に季節の花を植えて、素敵な景色を窓から眺めたい
- 子どもが外で遊んでいる様子を涼しい部屋から眺めたり、声をかけたりしたい
という方におススメです
\他のこだわりポイントはコチラから/
窓に求めること
あなたはありますか?
人生で窓のない部屋に1時間近くこもったこと。
私はあります。
窓のない賃貸アパートのトイレに1時間近く滞在したこと、が。
のっぴきならない事情で長時間滞在を余儀なくされてしまい、猛暑の中、外界との繋がりを断った空間で、私は思った。
「お仕置き部屋か…?」と。
あの経験があるからこそ、新居のトイレには窓をつけよう、と思った。
と、こんな無駄な経験はいいとして。
あなたは窓に何を求めますか?
窓の役割ってなんだと思いますか??
私が窓に望むことは!
- 光を取り入れ、日中は電気をつけなくても明るい家にしたい
- 心地よい日差しを取り入れ日向ぼっこしたい
- さわやかな風を取り入れ、匂いを外に出したり、湿気を逃がしたい
- 庭に季節の花を植えて、素敵な景色を窓から眺めたい
- 子どもが外で遊んでいる様子を涼しい部屋から眺めたり、声をかけたりしたい
の5点!
我が家の窓の5つのこだわりポイント
この5点を我が家の家づくりでは必ず叶えたいと思い地味にこだわりました。
そんな小さなこだわりで生活が大きく変わる、と思うのでご紹介します!
光をとりいれ日中でも電気をつけなくても明るい家にするための窓とは?
土地の方位や周囲の環境をうまく取り入れ、配置や間取りをプランニングすること!
そして、光を取り入れやすそうなところには窓をつける!
我が家の実例で見てみると、我が家の立地はこんな感じ。
高い建物がない日当たりの良い南側を大きく開け、日が入るように設計してもらいました。
また東側も隣地と大きく空いているため、リビングの上部に吹き抜けを設けて午前の日差しが入りやすいように窓を配置。
おかげで日中は冬でも照明いらずの明るいリビングに!
日の入り方については以下のブログにまとめてあります。
どのタイミングでどんなふうにお部屋に光を入れたいのかの参考にドウゾ!
心地よい日差しを取り入れ日向ぼっこ出来るようにしてくれる窓とは?
夏と冬で日差しの入り込み方が違うので
- 窓の高さを工夫する
- 屋根の軒の出を長くする
という2点を確認しましょう!
夏と冬で日差しの入り込み方が違う、というのは
こういうこと!
夏の日差しの方が角度が高いので軒と言う暑い日差しを交わしてくれるひらりマントがいるわけ。
我が家は軒の長さを大きな窓を付けた南側のみ出しました。
明るい家にしたいけど、
暑い日差しは嫌!という
おいしいとこドリだけをして生きていきたい
さわやかな風を取り入れ、匂いを外に出したり、湿気を逃がせる窓にするには?
風を取り込み、匂いを排出したり、湿気も逃がすには風の入口と出口が必要!
つまりお部屋には2か所以上窓がないと風が入って→出ていくが出来ません。
他にも、エリアによってどの季節にはどんな風が吹くか、というデータを利用して
風が入りやすい位置に窓を取り付ける作戦もおススメ。
\ データの利用方法については /
間取りによっては1か所しか窓が取れない、なんていうお部屋が出来てしまうかもしれませんが、
そんな時はインナーサッシ(内窓)という、部屋と部屋の外側ではない家の中に窓 などを取り入れるのもおススメです。
庭に季節の花を植えて、素敵な景色を窓から眺められるようにするには?
窓のデザインに気を付ける
我が家は南側に花壇を作る予定にしているので、その景色を見られるようにしたいな~という気持ちと明るい光を入れたいという思いで南側に大きな窓をつけました。
窓は1.8m+2.5mの割と大きな空間ではないかと思います。
折角だったら作った庭を眺められるように!!と窓を額のように使いたいと考えました。
この大きな2.5mをどんなデザインの窓にするか!
そんな様々な妄想の中で私が選んだのは
YKKapの APW431大開口スライディング!!
窓枠部分が少ないので、すっきりとして見える!!
例えば、この画像を
それぞれ4枚引き違い、3枚引き違い、2枚引き違い、大開口窓
でそれぞれ割り振ってみると…
窓の枠部分の位置や数で外の景色が全く違う風に見えます。
我が家はこの景色の切り取り方 なおかつ、窓の使い勝手が一番いいのが大開口窓だと思い選択しました。
窓の使い勝手については以下の内容にまとめます。
子どもが外で遊んでいる様子を涼しい部屋から眺め声をかけたりしたい
外と中とのコミュニケーションをとるには窓の開閉が必須。
窓の開閉がしやすい窓 というのが大きな条件です。
大開口窓は
と、こんな感じで、窓を大体3等分した1枚の窓だけ横スライドで開閉することが出来ます!
実は、大きな2枚引き違い窓にした方が、開口部分が大きく取れるので、2枚引き違い窓にしようかと迷っていました。
が、
2枚引き違い窓は大きくなる分とにかく重い!!
我が家の窓は
YKKapのAPW430というトリプルガラスだったため
ペアガラスと比べると重い!
気軽に開け閉め出来る方がいい、と思い開閉が少しでもしやすくなるように大開口窓に軍配があがりました。
他にも、窓部分が折れ戸みたいになってがばーっていっぱい開く
YKKapのワイドオープン窓も素敵だったのですが、
ワイドオープンの窓は気密性が下がってしまう為 我が家では不採用に。
我が家の建築エリアが降雪エリアでなければ
検討したかった…
まとめ
小さな工夫やこだわりで暮らし方や快適さが大きく変わってくる窓についての我が家のこだわりでした。
住宅会社の営業マンや設計士が
建築予定地の現地をしっかりと見て、
風の抜け方や日差しの入り方などを考慮して窓の提案もしてくれることが多いです。
が、どんな暮らし方をしたいのかは人によって千差万別。
日差しは取り入れたいけれど、
防犯面を考えて大きな掃き出し窓はいらない!
というお考えであれば我が家の様な窓は考えに合わないでしょう。
そういった、「どんな暮らし方をしたいのか」を住宅会社のスタッフたちとの共有がとっても大事!
あなたはマイホームでどんなことがしたいですか?
どんな景色がみたいですか?
コメント