憧れの平屋に9か月住んで後悔していること3選

家を建てるならずっと平屋がいいな、と思って生きていましたが、
2021年3月にようやく待望の平屋が爆誕!

だって平屋なら…

  • 段いらずな為、移動がらくちん。子育て世代もシニアになってもずーっと生活しやすい
  • ワンフロアでの生活のため家族同士の繋がりを感じやすい
  • 外壁のメンテナンスなど高い足場を組む必要がないため、足場代を節約することができる

をメリットと考えていたからです。

結果、4畳程度ロフトを備えた平屋となりました。

だが しかし、生活してみて 早9か月。デメリットを感じる部分も出てきました。あんなに憧れていた平屋でも!
9か月 憧れの平屋に住んでみて感じたデメリットをお伝えします。
平屋人気のこんにち。デメリットも考えて本当に平屋がいいのか、を考えるきっかけになってほしいです。

この記事は

  • 平屋に実際に住んでのデメリットを知りたい
  • 平屋を建てたいと思っている
  • 住宅営業マンとしてお客様に図面や生活の提案をしたい

という方におススメです。

contents

憧れの平屋に後悔していること① 生活音がする

平屋はLDKや水回りなどの生活空間と、寝室や子ども部屋などの個室がすべてワンフロア。

だからこそ老後に楽ちんなメリットがある!

だがしかし、かなり生活音がする!

これについては建築前から考えていたデメリットでした。
そのため、生活音の軽減のため 生活空間と個室との間には収納などのワンスペース設けて設計しました。

これで生活音対策は万全!

と、思いきや!!

全然 音するんですけど?!?!?!

夜中の食洗器の稼働音や、冬場に使用している乾燥機の稼働音などは気になる。
極めつけはリビングのテレビの音 思っていたより子ども部屋に聞こえちゃう。

ちゃんと間取りで考えたのに…。間取りだけじゃクリアできないのか…。

静かに過ごしたい部屋には 間取りの工夫だけではなく
吸音材や防音材などの工夫をしないと ワンフロアの場合は音問題は解消しない… かも

憧れの平屋に後悔していること② 虫の音気になりすぎる

ある夏の日。私はふと目が覚めてしまいました。時計を確認するとまだ夜中。

なんだ。まだ夜中の2時じゃん。
もうひと眠りしよう…

そう思い 体勢を替える もなかなか寝付けません。

明日も仕事なのに…
全然寝れない…!
もおおおお!!!なんでええええ!!!!

そう。わたしの枕元の窓辺では
窓枠にくっついている鈴虫の大合唱 が開催されていたのです

うるせえええええええええええええ!!!!!
お陰で5時まで寝れなかった…

我が家が片田舎、という理由もあるのでしょうが
同じ敷地内の2階寝室で寝ていた時は虫の音に悩まされるようなことはありませんでした。

平屋の窓の高さだからこそ、虫が窓枠などに飛びつくことが出来、合唱を開催することが出来てしまったのでしょう。

「防犯」とは違う意味で平屋の窓の高さを意識する出来事でした。

憧れの平屋に後悔していること③ 窓の高さが微妙すぎる

平屋は窓からの侵入率が高くなると考え、防犯面の備えのため
 +
道や隣家などから見えやすい高さの窓は目線が気になる
という2点の理由から
脚立などを使わなければ外部からは出入りは出来ず、道路からも目線が気にならなくなる様に
高い位置に窓を取り付けました。

高い位置の窓なので
採光を取り入れるにも便利!

と まさにメリットまみれ、だったのですが、

高い位置の窓、開けにくい。

これは打合せ段階から分かっていたことですが、
実際に住んでみると思っていた以上に我が家は窓を開けていました。
台に上らないと開けられない窓もある我が家ではかなり不便。

防犯面も大切ですが、住み心地もとっても大事!
土地の高さ(GL面)からの窓の高さと、内部の床からの窓の高さは要確認。
特に窓下に棚などが来る場合、その分のスペースも意識した窓高さにすることが大事!

まとめ

住宅営業を10年以上続けてきて、いろいろな成功例や失敗例を見てきた、と自負する私でした。
経験があるからこそ、平屋のデメリットもよく分かったうえで、
デメリットを回避できる作戦(窓の高さを高くしたり、生活音が出そうな部屋と個室にワンクッション挟んでみたり)を
実践したつもりでいました。

実際に住んでみると想像していたようにはならなかったことも多いです。
特に「音」問題は一度気になってしまうと解消できないストレスになります。

そんな我が家の様な失敗を防ぐには

  1. 「住んでいる人」の声を実際に聞いてみる
  2. 検討中の自宅に近い間取りで実際に体験してみる

といった対策が必要です。

About me

谷(たに)です

  • 住宅会社営業ウーマンとして10年以上家づくりのお手伝いをしてきました。
  • 2020年に自邸のマイホーム計画スタート。2023年3月に引渡し。
  • 現職は家づくりの相談をうけたり、不動産屋さんをしています。
  • 2013年産まれの男児と夫の3人暮らし。
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